フランス語検定3級・筆記問題編

文法

2020年10月からフランス語を学習し始めて1年半が過ぎまして、22年6月のフランス語検定3級試験に向けて勉強しています。

mi-ne
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私なりの勉強法をご紹介します

検定を受ける理由

私は、フランス語は「2年でB1~B2のレベルに到達する」を目標にしています。

実は21年6月にTCFを受験してB1の結果が出ているのですが、私はフランス語についてはリスニングとリーディングが比較的得意なため、このTCFのB1は嬉しいものの、実力がしっかりと伴っていない実感があり、自分にしっかりと文法事項を叩き込むためにも、仏検を受けることにしました。

レベル選び

検定を受験するにあたって、書店に行き検定の過去問やテキストを参考に、「今の自分にとって少し難しい級」である3級を選びました。

具体的には、まだ自分が勉強していない接続法や、動詞の活用を完全に覚えていない条件法が出題されるものの、問題の大半は今の実力で充分カバーできるという点が決め手でした。

ですが受験級は人によって「今の実力で確実に合格したい」「5級から順番にステップアップしたい」という方もいると思いますので、そこはご自身の目標や価値観によって変わってくるところだと思います。

問題集の進め方

使用している問題集

問題集は、「試験の出題形式に沿って文法事項の解説を読みながら練習問題を進められる構成になっているもの」「アマゾンなどで評価が高いもの」「中古」という基準で、駿河台出版の『完全予想仏検3級 -筆記問題編-』を使用しています。

問題集の進め方

問題集は、「最初のページから順に進めていくと、途中で力尽きて最後まで終わらないもの」という前提で「第一章の1ページ目を解いたら、次の日は第二章の1ページ目を解く」という風に進めていきます。そうすると、たとえば全体が10章の構成だったとしたら、10日目で問題集全体のさわりの部分を網羅することになります。

11日目にはまた第一章の2ページ目に戻り、12日目は第二章の2ページ目… という風に進めていくと、「現在形は完璧だけど接続法が曖昧」という事態を避けることができます。

過去問を解くタイミング

過去問を解く意味は、「出題形式に慣れる」こと、そして「自分の苦手分野を知る」ことにあります。

「出題形式に慣れる」という意味では、試験直前ではなく、時間的に余裕を持って早めに一度過去問を解いてみることをお勧めします。過去問は、一般的な検定用問題集の巻末や、公式サイトにもサンプルが掲載されていますので、是非挑戦してみましょう。

「自分の苦手分野を知る」という意味では、上述の方法で問題集を解いていきながら、ある程度(2~3周)したところで一度、過去問を少なくとも2年分解いてみましょう。そうすると自分の苦手なセクションが明らかになると思います(私の場合は、動詞の活用でした)。それがわかったらまた問題集にもどり、苦手なセクションを重点的に解いていきます。この時、問題集だけでなく辞書や文法書なども確認しながら知識を補強していきましょう。

モチベーションの保ち方

ページに色を塗る

モチベーションを失う原因は「自分がどこまでやったか実感がつかめない」「これで大丈夫なのか不安」といった、「成果が見えないモヤモヤ感」が大きな原因です。

それを少しでも解消するため、私は問題集を解いたら、解いたページの側面に色を塗っていきます。

毎日少しずつ、色を塗っていく

毎日1~2ページですが、日を追うごとに色付きのページが増えていき、問題集を横から見た時に自分がどれだけ頑張ってきたかがわかると、ちょっぴり嬉しいものです。子供の頃、学習ドリルをやったらシールを貼れる、みたいなご褒美があったと思いますが、そんなちょっとした仕掛けを自分に作ってあげるだけでも結構モチベーションは保てるのでおススメです。

勉強した日付や結果を記入する

私が問題集を解くときに直接書き込むのは、「日付」「全問解けたかどうか」「間違えた問題は “正”の字」です。

Parfait!

自分がどこまで頑張ったかを実感するためにも、私はテキストはしっかり汚したいタイプなので、このように日付や成績を書いておくと、復習するときにとても参考になるのです。

たとえば間違えた問題にはすでに “正” マークがついているので、それを翌日に解きなおして記憶を定着させたり、過去の自分がつまずいていた箇所が今の自分は克服できたことを実感でき、それが自信にもつながるので、テキストを汚しても気にならない人は是非お試しください。

まとめ

・検定は自分の実力を知るため&基礎力をしっかり固める(自分に勉強させる)ために受ける
・問題集は各章を少しずつ順番に解いていき、早い段階で全セクションを網羅する
・過去問を解いて苦手を知る
・テキストは自分流に汚して勉強量・成績を視覚化する

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私なりの勉強法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

今まで数々の検定を受けてきてたどり着いたやり方です。このスタイルが合うかどうか、是非試してみていただき、少しでも参考になれば幸いです。

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